014.お化け屋敷に迷い込む

お化け屋敷に迷い込む
kaorin
30歳 女性 介護職
[夢の内容]
何か乗り物に乗っていてたくさんの人がいます。 そこで私は元彼をみかけて話しに行こうとするがなかなか話すことが出来なかった。もう少しで話せそうになると遊園地のお化け屋敷に入り道に迷いながら進んでいた。
[ご本人の解釈]
元彼のことが好きということでしょうか?

☆ 夢解釈No.014 ☆

- 心の深い世界に迷い込んでしまったことを表した夢 -

こんにちは、ドリームのサイト制作者です。 送って頂いた夢を解釈しようと思うのですが、文体が漠然としているので、少し質問させてください。
1)これはいつ頃みた夢でしょうか?
2)夢の中の乗り物とは、バスのようなものなのか、それとも、遊園地のジェットコースターのようなものだったのでしょうか?
3)夢の中で、元彼に話しかけようとしたのは、乗り物の中だったのでしょうか?
それとも、外の、お化け屋敷の近くだったのでしょうか? 返信を頂き次第、さっそく考えてみたいと思います。
では…

【返信】
1)今朝見たものです
2)バスのようなものだったと思います。
3)乗り物の中です
これでお願いします。

率直に、感じたことを書かせていただきますね。
バスは、ある程度把握可能な人数が目的地に向かっていくということから、本来あなたが持っている協調性のようなものを表しています。
そして、この場合、はっきりと元彼のことが意識にあるようですので、バスに乗っていた『元彼』に関しては、客体水準で考えたほうが妥当かもしれません。つまり、夢の中の元彼を彼に対する想い、あるいは彼そのもののイメージがその姿となって夢に現れたとすると、実生活で、かつてその元彼と一緒に目標(協調性)をもってなにかをなさっていたことがあったのではないか、という印象を受けます。
お化けは、いまだ自覚していないコンプレックス、あるいは得体の知れない人格像をあらわし、お化け屋敷は、そのようなニュアンスを持つ無意識をあらわしています。
つまり、全体的な心の流れをまとめると、
1)彼とともに協調性を得ようとしている(バスの中で声をかける)

2)協調性を得られそうなると(彼に話しかけられそうになると)無意識的な得体の知れない世界に迷い込んだ(お化け屋敷に迷い込んだ)
という一連の流れを読み取ることが出来ます。
失礼になってしまったら申し訳ないのですが、この夢は、まるで、
「いまはもう彼と一緒にバスの中にいるのではなく(彼と具体的な目標を持ってやっているのではなく)、お化け屋敷の中にいるようなものなのだよ(得体の知れない無意識の世界に迷い込んでいるようなものなのだよ)」とでも、言っているかのように感じます。
2007年03月10日