035.川に飛び込む

kaori
23歳 女性 一人暮らし 派遣 総務事務

[夢の内容]
父親、家族がでてきた。
中学の同級生で今でも仲の良い男友達が、口説いてきて気持ちが悪かった。ねちっこい口説きかたで少し不気味なかんじ。うち(実家)にこっそりいれてあげるが夜中だし誰にもばれたくない。
朝方、父がどなってる声がしたので拒否をしている話し声が聞こえて男友達をこっそり入れたことを気付かれたのかと思い不安になった。がそれは違って、おそらく母とちょっとした言い合いをしていたのだろう。そのまま何事もなく両親は仕事にでかけた。(小さい頃から共働きなので仕事に出かけることは普通)
その後、男友達を自分の部屋に隠したまま安心して妹と居間で話してるといつのまにかいてほしくない男友達が居間にいたので妹に変に思われるとヤバイと思い、冷たい態度で「今すぐ帰って」と言った。

そこからその場面は消え、今度は見たこともない家(ログハウス風)の居間で両親となにか飲みながら団欒している場面へ。(見たことは無いが、夢の中ではそこが実家だったと思います。)
縦長の居間で、両親と私の間には大きな太い木のテーブル、その先にはテレビがあり、時間帯はおそらく昼間(電気はつけていないが外は晴れていて明るい光が入ってきていた。)、お茶を飲みテレビを見ながら楽しく話してる。私から見て、母は左、父は右に座っていました。テレビは左にあったのでみんなテレビの方を向きながら話しているというかんじです。
父が「最近の子供は友達と遊んでばかりで家にいない」とゆーかんじのことを言ったので、私は「うちの子供(私と妹)は友達と遊ぶより家族とよくいるほうだよ。ねぇ?こんな家族いまどきないよね?」と母親に同意を求めた。母も父も笑って楽しそうでした。
その後テレビでラーメンがでてきて父がラーメン屋を開きたくて練習してるとゆー話に。
最初は「えっ?ラーメン屋やりたぃのっ!!?」とまったく知らなかったが次の瞬間、そういえば父はラーメン屋をやりたいと言っていたことを思い出し「あぁ、そういえばやりたいってゆってたょねー」とまた話がちょっと盛り上がった。

そこでまた画面が切り替わり、次はフランスの街中にいた。(実際には行ったことはないが夢の中ではフランスと思っていた)親友2人(女性)と楽しく観光がてらぶらぶらしていて、そのまま街中を流れる川に勢い良く飛び込んだ。私が先頭をきって優越感いっぱいで飛び込んだ。
すると外から「あんなふうにできて(見栄を張らずに川に飛び込めて)すごい」といったニュアンスの言葉が聞こえてきて、また気持ち良くなった。
その川は本当に浅くて、幅も狭くてかなり低い階段になっていた。泳いでいるすぐ左側にはカフェなどが続いていて緑も豊富で、たくさんのフランス人がお茶をしていた。
私は飛び込んでから勢いよく自分でがんばる必要がない程スイスイ浅い階段をくだっていった。飛び込むまでは深くて赤茶色に澱んでいたが、飛び込んだ瞬間に小さい魚が何匹もいてとても澄んできれいな川になっていた。とてもいい気持ちだった。だが、やはり街中の川なので口の中が苦くなり、唾をはこうとして起きた。

カフェの横をみんなに見られながら低い階段を体に感じながら親友と笑いながらだんだんとくだっている途中、フランス人の男女とすれ違い、挨拶をしながら笑ってハイタッチをした。女性のほうはあまり覚えていない、男性は優しそうで同い年くらい。天然パーマの可愛いかんじ。
その時の空はとっても晴れていて寒さもかんじずカフェのお客さん達も楽しそうだった。
カフェは混んでいて空席はなかった。

[ご本人の解釈]
前回のご回答とても納得できました。
どうもありがとうございました。
今回の夢について、川を下っていたということが悪い意味に感じました。
しかし最初はにごって汚かったのに飛び込んだ瞬間に澄んで透明な魚もたくさん泳いでいる川に変わったので、そこのところの変化が気になります。
少し長くて場面が何度も変わりましたが、ご回答頂けると嬉しいです。どうぞ宜しくお願い致します。

☆ 夢解釈No.035 ☆
送っていただいた「川に飛び込む」夢を考えてみたので、参考にしていただければ幸いです。
この夢を拝見させて頂いたかぎりでは、あなたは最近、急にご自身の精神世界に興味を持たれてきたんだなぁという印象を持ちました。
というのは、例えば、心理学などに興味を持ち、「よし、これから自分の内的世界を調べるぞ」というときというのは、水の中の飛び込む夢というものをよくみるものです。
水面は表象をあらわし、水の中は無意識をあらわすので、積極的に無意識に向かおうとする気持ちが、水の中に飛び込むという夢になることが多いようです。
さて、心理的な流れから見ると、この夢にはハッキリとした一連性を感じ取ることはできるのですが、夢そのものには一連性がないので、解釈をしやすいように、最初のシーンを場面1)、次のシーンを場面2)、場面3)と分けて考えてみます。
まず場面1)では、中学の同級生で今でも仲の良い男友達が、口説いてきます。
この彼は、あなたの中にあるいまだ未分化な男性性を表していて、自分の中にある男性的な要素に対し、気持ち悪いと思いながらも家の中(意識領域の中)に入れなければなりません。
この夢は、全体的にはご自身の精神世界に対する好奇心を表しているのですが、もし客観的な学問によって内的世界を探求するのであれば、女性的な心理よりも男性的な心理を有効に働かせなければならないので、夢の冒頭では、本当はイヤでも男性性(男友達)を家の中(意識領域)に入れなければならなかったのでしょう。ですが、あなたはきっと女性らしい人なので、未分化な男性性を自分の意識に入れるのには抵抗があるようで、後ろめたく感じてしまい、冷たい態度で「今すぐ帰って」などと言って家族に気づかれないようにします。
そうして、男友達を家に入れて(男性性を意識領域に持ち込んで)、客観的かつ合理的に物事を見据える態度を身に付けると、シーンは場面2)に変わります。
ここでは、テレビをみながら楽しく家族団欒をしていて、新たな男性性を手に入れたあなたは、今後の方針について家族会議をしているように見えます。みんなテレビの方をむいていますが、テレビは、あなたのその時の精神状態を映し出し、未来の情報やこれから向かっていくための情報源のようなものを象徴しているように思えます。そして、ラーメン店の話題が出てきますが、ラーメンは食べ物ですので、心的なエネルギーを取り入れるものであり、父親は、「庶民的なエネルギーを得る場所を作りたい」と言っていると言い換えてもいいと思います。
あなたは、男性性(客観的で合理的に物事を見据える力)を手に入れた後に、家族会議をして、テレビという未来の情報源を得ながら心理的なエネルギーを得る場所を持とうとしているのです。これらはどれも、学問的にご自身の内的世界を探求するには必要な心的要素です。
こうして無意識へ探求するための準備が整ったあなたは、最後のシーンでフランスにいます。フランスはヨーロッパの中でも文化の古い田舎のような国です。そのことから、おそらく、このフランスは、知的で由緒ある完成された豊饒の世界、のようなものを象徴しているのだと思います。
そこで親友ふたりとぶらぶらしているときに、あなたは先頭をきって川に飛び込みます。優越感いっぱいで、外から「あんなふうにできて(見栄を張らずに川に飛び込めて)すごい」といったニュアンスの言葉が聞こえてきて、また気持ち良くなります。
これは、「私はいままでしっかりと心理的な準備をしてきて、自信を持って無意識の世界へ探求していくんだぞ!」という自負心があり、そのような心理描写を表しているので優越感でいっぱいなのです。
ですが、あなたが飛び込んだ内的な世界は、本当に浅くて、幅も狭くてかなり低い階段になっています。階段はもちろん、知的に理解をしていくための段階のようなものを表していて、その川は最初は汚いのですが(内的世界に対する不快感、嫌悪感があるのですが)、やがて綺麗な(内的世界に対する居心地の良さ)を感じてきます。
この夢を丁寧に解釈していくと、かなりの長文になってしまうので、このあたりで全体的な心理描写を纏めることにします。
場面1) 未分化な男性性を得るが、後ろめたさを感じる

場面2) 男性性を受け入れた後に、家族会議をして、これからの情報源を得ながら(テレビを見ながら)、庶民的なエネルギーを得る場所を望む(ラーメン店)

場面3)内的世界(無意識)に興味を持ち、優越感を得て満足する
という心理描写を見て取れると思います。
このように解釈しましたが、いかがでしょう?
前回の解釈には返信を頂けなかったのですが、感想を聞かせていただければ幸いです。

PS.無料での解釈には限界があるのでそれ程深入りは出来ませんが、もし宜しければ、6月から会話形式での本格的な夢解釈を行う予定ですので、もし宜しければ、そちらに投稿していただければ嬉しく思います。
では…

【返信】
鈴木 めいや 様
はじめまして。
「地下鉄の外」、「川に飛び込む」夢を投稿させて頂きました、kaoriと申します。
今回私の夢について解釈をしていただき本当にありがとうございました。
夢解釈を頂いた感想についてコメントさせて頂きたいと思います。

-1-「地下鉄の外」の夢解釈について
「この夢を拝見させて頂いたかぎりでは、あなたは、いまの仕事や生活習慣などに慣れてきて、それらが自分のものとなってきたのではないかと感じられます。」
と解釈して頂いておりますが、まさにその通りでした。
この夢を見たとき、私は新しい会社に入社してちょうど一週間を終えたあたりでした。まだ一週間でしたので仕事内容の難しさや新しい職場での気疲れも感じていましたが、気分的には慣れていけば楽しく働いていけるだろうという感覚でいました。
また、「長い時間をいつまでも無意識下で過ごしていること」という部分ですが、前社を退職してから、予定では間髪空けずに次の仕事をしようと考えておりましたがなぜか気分が乗らずに1ヶ月間実家に帰省しておりました。その期間中、心の中では1ヶ月もなにもしていなくていいのだろうか・・・などという不安や、焦りも募っていました。そのためわりと長い時間悶々と考えるだけの状態が続いていたのではないかと思います。
さらに、現実の明るい世界へやっと出られたことと久々の仕事・職場というものに気
合を入れるというか、強い気持ちで取り組んでいこうと意気込んでいたことが男性的
心を必要としていたということなのだと納得しました。
「あなたは心の底では、人生の道筋は清々しいのだと感じているようですね。」とおっしゃっていただいたこともずばり的中でした。

-2-「川に飛び込む」夢について
上記の-1-の夢にもでてきたように、今の私は新しい仕事に早く慣れてスムーズにこなしていきたいという気持ちがとても強くあります。そのため、ここ最近はよく男性性を主張した夢を見るのだなと思いました。
「ラーメンは食べ物ですので、心的なエネルギーを取り入れるものであり、父親は、「庶民的なエネルギーを得る場所を作りたい」と言っていると言い換えてもいいと思います。」
この解釈については初めて知りました。庶民的なエネルギーというのは友達とのたわいもない会話や恋というふうなリラックスができる状態と捉えてよろしいのでしょうか?
また、男性性の特徴である「客観的で合理的に物事を見据える力」という部分ですが、こちらは仕事のことだけにかかわらず恋愛の考え方でもありました。
最近ずっと想っていた人を諦めようと毎日自分に言い聞かせていました。<好きでいても幸せになれないとわかっているのだから諦めた方がいい、連絡もとらないほうがいい>と。この考え方が物事を客観的に見る努力をしている証拠だと思いました。
さらにこの夢を見た時はその気持ちも確信的なものになっていましたから、そのことが優越感として表れたのかなとも思いました。
このように、どちらの夢にも言えることは最近の自分はとても男性性を主張しようとしていて、考え方もしっかりと落ち着いて感情に振り回されず行動しようと心掛けているのではないかと思いました。
また、新しい仕事にはとても希望が湧いていてしっかりと続けていこうという心がけがあるのだと考えました。
夢解釈はとても確信をついていて、自分を理解するのにすごく役立つ知識だと再確認しました。占いとはまた別の、自分で自分にメッセージを送るという不思議な部分だとも思いました。無料解釈には限界があるとおっしゃられましたが、鈴木さんのご回答は私にとってとても自信につながりました。
また、投稿させて頂きたいと思います。
本当にどうもありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。
返信が遅れてしまい大変申し訳ありませんでした。失礼致します。
Kaori

送信日時:2007年05月22日