415.腕時計

■--2年間毎日奇妙な夢を見続けました。
++ 佳奈 女 21歳
初めまして。
実はこの夢は小さい頃(6歳から8歳)の話なのですが
ずっと気になっていたので相談させてください!
夜きまって同じ夢を見続けたんです。
登場人物は私と父と母と弟。
奇妙なことに天井も地面もない真っ白な空間の中にいて、
その空間はどこまでも続いています。
とても機械的な金属のような感じです。
そしてその空間の中心に大きなぜんまいがあるんです。
腕時計などに入っているぜんまいですが、大人の2倍ほどの大きさがあります。
そしてなぜか私と父がそのぜんまいにぐちゃぐちゃに潰されるんですが、
横で母と弟はそれを無表情で眺めています。
私は母と目があうんですが、特に何も思いません。
まるで処刑されているようなのです。
その後、なぜか場面がかわり
真っ白な異世界にはかわりないものの、今度は四方に壁があり
その壁がだんだん近づいてきて、私と父親はやっぱり潰されてしまいます。
痛みはないんですが、気持ち悪いんです。
それから奇妙なことに、夢の中にもう一人の自分がいて
いつも斜め上から潰される自分と父を見ているんです。
夢には常に2人の私がいて、潰されている私の方がもう一人の私を見ると
縦や横にぐにょぐにょにのびたり、まるで凸凹の鏡に映したようになってまた気持ち悪くなるんです。
これで夢は終わりで起きると朝なのです。
夜寝るときも、うとうとするとだんだん気持ち悪くなってきて
気づくと例の夢の空間にいるんです。
2年ほどこの夢を毎日見続けましたが、その後ぴたっとなくなり、その後は一度もこの夢を見たことがありません。
専門家にお金を払って相談しようとも思いましたが、昔のことですし今はなんともないので、躊躇してしまいました。
昔のことで申し訳ないですが、よろしくお願い致します。
.. 3/20(Fri) 02:32

☆ 夢解釈No.415 ☆
はじめまして。
心理学的にこの夢を解釈しようと思うのでしたら、やはり当時の心境やご本人の心理学的タイプなどを考慮する必要があり、それが出来ないここでの解釈が、あなたの場合にも当てはまるかどうか分かりませんが、一般的に、同じようなテーマの夢を何度も繰り返し見るという場合は、その時の意識の状態が何らかの側面に偏っている場合が多くあります。
そして無意識はそんな意識の偏りを何とかして補い、心のバランスをよう状態に保とうとして、同じテーマの夢を何度も繰り返し、意識に送ってきているものと考えられます。
あるいは、もしそうでなければ、無意識はあなた(意識)にその時の何らかの心の状態を必死に伝えようと働きかけているのでしょう。
そして、この夢には特定の場所、あるいは景色がなく真っ白ですので、その空間は心のどのような領域にも属さない、器質的な内容について語っているのだと思われます。
そしてそこにある大きなぜんまいは、精神的、あるいは器質的・機械的に働く何らかの“機能”を象徴的にあらわしている可能性をうかがわせます。
そして、一般的に夢の中の自分自身は、ご本人の意識の中心に位置する自我やその状態をあらわしています。
なので、一つの可能性として考えられる解釈としましては、この夢は、
「当時のあなた(6〜8歳の頃)の自我意識は、とても柔らかく、器質的な要素(ぜんまい)に影響されて潰されたりぐにょぐにょに伸びたりと、不自由な形態でその自我意識が変形しやすいような心の状態にあった」
ということを表現しているのかも知れませんね。
.. 3/21(Sat) 19:24

【返信レス】
-無し-