261.血を舐める

■--血を舐める夢
++ ケイト 女 36歳
警告のような夢をみましたので、診断お願いいたします。
マンションの階段を自分の部屋から1階降りたところだったと思うのですが、図書室のような場所があります。確かその場所の中だったと思うのですが(ここ記憶が曖昧です)、寝たきりのデビッド・ボーイが非常に気難しい怒った顔でいます。私はそこに色んな物を鞄の中に持っているおばさんと行くのですが、そのおばさんとデビッド・ボーイは夫婦です。私は気付くとデビッド・ボーイの口の周りについた血(彼の血のようです)を舐めていました。そこでフト不安になって、彼はエイズではないですか?とオバサンに聞きます。そうするとオバサンはエイズだと答え、私はああ、もう子供を抱きしめることはできないのだろうか、と不安な気持ちになります。
そこで目が覚めました。
このデビッド・ボーイとおばさんに当る人には心当たりがあって、男女が逆になっているのですが(デビッド=女性、おばさん=男性)、この夢を見た後、デビッド・ボーイにあたる人(非常に知的です)を励まそうとして、逆に酷く心を傷つけられました。
これは警告のような夢だったのでしょうか?それとも私がこれから何か乗り越えなくてはならないのでしょうか?
どうぞ宜しくお願いいたします。
.. 5/10(Sat) 02:22[764]
メールのやり取りによる依頼者

☆ 夢解釈No.261 ☆
この夢を満足に解釈するには、「図書館」「デビッド・ボーイ」「おばさん」の連想や、現実での心境などを聞かなければなりませんね。
この夢の中では、あなたはエイズに感染したかも知れず死を予感します。一般的に夢の中の死は、ご本人の日常での“行動パターンの終わり”のような心理描写がそのように表現されることが多いのですが、死ではなくふと予感しているだけですので、あなたはもしかしたら、今の私生活に対して、その行動パターンが終わるような予感を無意識的に感じ取っているのかも知れないと思いました。
そして、夢の中で1階に降りると(地に足が着き現実的になると)→ 図書館のようなところがある(ご自身の知的な心の領域がある)→ そこには気難しいデビッドがいる(ご本人の無意識下にある、デビットのように繊細で気難しいコンプレックスの人格化と出会う)〜
という描写の筋道を考えると、あなたは地に足を付けたような現実的な状態では、このなんらかの心の問題と向き合わなければならないかのように感じます。
私には、警告的な夢というより、「心理的に、その対象とキチンと向き合わなければならないよ」というような意味合いの夢であるように感じました。
.. 5/11(Sun) 00:56[766]