888.教会

■--41才女性 何度もお世話になっています
++ Anemone
お久しぶりです。しばらく夢をみない(覚えていない)日々が続いていたのですが、ここのところ幾晩も鮮明な夢を見ます。断片的にしか覚えていないので、まずはこちらでお願いすることにしました。
昨夜は、教会で牧師さんの話を聴く夢でした。私は自分のIDカードを探しに来たのでした。それが教会の前の方の席のどこかに置いてあるのを知っているのですが、説教中であったためとりあえず終わるのを待ってから牧師さんにきいてみようと思いつつ、教会の後ろの方に座って聴いていました。内容はよく覚えていません。
牧師さんはやや長髪・顎鬚のある中年男性でした。教会の中には他の人々もいましたがはっきり覚えていません。教会に至るまでに、川のそばの道を遡る方向に通り、橋を左から右への方向に渡ったような記憶があります。
すみませんが、どうかよろしくお願いいたします。
.. 8/ 6(Tue) 13:00

☆ 夢解釈No.888 ☆
お久しぶりです。このページにお越し頂き嬉しく思います。
この夢の全体的な印象としては、精神が個性化に向かおうと働きかけているような肯定的な雰囲気がありますね。

この夢の文脈から、自分のIDカードとは、おそらく「自分とはそもそも何か?」という命や生、あるいは個性の根源のような意味合いがあるように思われますが、それを見つける前に、牧師さんのお話を聞くことになります。

この牧師さんは、一見したところ、基本的には肯定的で精神性の高い水準のアニムス(無意識下の男性的な性格の側面)であるように見えますが、彼は、やや長髪・顎鬚のある中年男性です。

ユング博士の弟子のフォン・フランツは、「メルヘンと女性心理」という本の中で、
「髪の毛はしばしば本能的な無意識の思考と空想を、髯は様々な災いを引き起こしうるロゴスの、制御できない無意識の流れを意味する」
と書いています。

夢の中の牧師さんが、ただ肯定的な側面のみをあらわいているのであれば、髪の毛も髯も、きれいに整えているはずですので、彼には少しばかりの否定面もありそうですね。

これはそれだけ、IDを見つけて自分を発見することは、肯定面も否定面も含めて、すべてと向き合う必要がある、ということなのかも知れません。

また、ユング博士は、個性化は人生の後半から訪れる、というようなことを言っているのですが、この夢は、41歳で少し早めに個性化のプロセスが本格的にはじまったかのように見える夢ですね。
.. 8/ 6(Tue) 15:26

【返信レス】
++ Anemone
夢判断大変ありがとうございます。
立て続けの夢は、無意識からの何らかのメッセージのような気がしますので、今回詳しくお世話になりたいと思います。
「精神が個性化に向かおうと働きかけている」とはどのようなことかも、またお聞かせ頂けますとありがたく存じます。
どうかよろしくお願いいたします。
.. 8/ 7(Wed) 09:05