838.古い和風旅館のような家

■--追う夢
++ sabo　女　41才　3回目
以前の診断ありがとうございました。
深刻な家庭の悩みの最中、夢の診断をしていただいて
状況を客観的に見られる良いきっかけとなりました。
今となっては「そういうことだったのか」と思い当たる節も大いにあります。

先日見た夢の診断をお願いいたします。
古い和風旅館のような家の一階で、宴会らしき雰囲気。
人は見えないが賑わいは聞こえる。
その廊下で、以前の夢にも出てきた○○君本人が
具合が悪いと言って2階の部屋に向かっていく。
私はそれを追いかける。
2階の四畳半ほどの部屋に布団が2組敷いてあり、
手前の布団の上では酔った知人１を知人２が介抱している。
（どちらも実在の男性）
部屋は豆電球ほどの明るさ。
奥の布団に○○君がいるが、布団にすっかりもぐりこんで丸くなっている。
その脇に幼稚園のＳ先生（実在の人物だが○○君とは面識なし）が何事か言いながら、襲いかかるような勢いで布団から○○君を引き出そうとやっきになっている。
慌てて私は割って入り、この人具合が悪いの、やめてお願い、と
何とか押しとどめる。
するとＳ先生はうって変わって、はたと私の顔を見、
「ほら。ちゃんと、包まれてあげなきゃ、ね？」と言って
ニヤッと笑う。
その言葉が可笑しくて、Ｓ先生と私は顔を見合わせて
ぷーっと吹き出して笑ってしまう。
ここで夢が終わります。

関係あるか分かりませんが、この夢を見た日は実際の○○君と会い、
楽しく過ごした後でした。
翌日に○○君は人間関係のトラブルで、晴天の霹靂とも思えるような大変に嫌な思いをしました。でも原因は○○君にもあるトラブルでした。
私は成りゆき上、双方の言い分を（聞くだけ）聞く立場になりました。
..10/12(Fri) 23:22

☆　夢解釈No.８３８ ☆
お久しぶりです。そのように仰って頂きまして何よりです。
今回はなかなか解釈の難しい夢ですね。
ですがおそらくこの夢は、普段は無意識的となっているような、ご本人が持っている男性的な性格の側面と関係がありそうです。

あなたから見て、○○君とは、どのような性格で、○○君を知らない人に説明するとしたら、どのような人とお答えになりますでしょうか？
夢の中の彼は、ご本人が持っている「彼のような」男性的な何らかの性格の側面が表現された心像であると考えることができます。

夢の中の「古い和風旅館のような家」は、今はもう使い古され、古びてしまっているような何らかの心の領域をあらわしており、そこは宴会で盛り上がっていますので、そこに関係している心の様々な諸要素は活気にあふれ、彼らの関係性は良好のようです。

ですがそんな肯定的な心の側面では、○○君（彼のような性格の男性的要素）は病気のようで、その心の働きは少し低下しているようです。

そんな彼は、２階という地面（現実）から少し離れた精神的な側面へ上がって行くと、そこには男性が男性に介抱されているので、宴会でフルに機能を活発にしたせいか、やはり何らかの男性的な心の働きは少し機能が弱々しくなっているようです。

そしてその結果、Ｓ先生（性別は書いてありませんが、もしＳ先生が女性であるとすると）という何らかの女性的な要素とあなた（夢の中の自我）との関係性が調います。

この夢は一言で解釈すると「男性的な要素が低迷した結果、女性的要素との関係性が調った」とこをあらわした夢ということができるかも知れません。
..10/13(Sat) 15:01

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-無し-