848.ピラニアとコンクリートの橋

■--ピラニアとコンクリートの橋
++ MN 女 18歳 2回目
先ほど見た夢の印象が強く不思議に思ったので投稿させて頂きました。
場所は被災地になった祖母の住む町の海岸沿い(のはずなんですが、現実とはちょっと違う)所で、現実ならもう津波で流されてしまったコンクリートの橋と、その隣には現実に存在しなかった壊れて沈んでいる木造の橋がありました。コンクリートの橋は道伝いに伸びていますが、海に差し掛かるところで津波に流され切れています。私は隣にいる友人か妹か誰かに、橋は地上から3mほどの低い橋で、このコンクリート橋から津波が超えることは今までなかったと、その橋の下を歩きながら話していました。そして崩れた木造の橋は高速道路で、コンクリート橋より高いところに作られていたために津波で流されて壊れてしまったんだとも話していました。そのあと、コンクリート橋がちょうど切れているところの浅瀬でもう一人の誰かと浮かぶ大きな流木で足元の海水に足をつけて海を眺めていると、下から小さな薄緑色で平たい魚が口を開けて足元にたくさん近づいて来るのが見えて、歯が無かったので最初はピラニアとは思わなかったのですが、少し怖くなってかじられる前に二人で岸に上がり(その際ゲームのアイテム表みたいなのが目の前に出てきてそこから選んだ神隠しの技を使ってピラニアから免れ岸に上がった)。
そのあと、場面が切り替わり浅瀬でピラニアのいたところがワインが横3列、縦はいくつか分かりませんが収納棚になり、その底に海の表面があり、見て確かめてはいないのですが、並べられたワインの底の海にたくさんのピラニアがいるのが分かりました。そこで二人でまたアイテム表から何か餌をあげようということで、肉にしようとしましたが今後この先何かもっと大きな動物に出会うかもしれないということで、肉はやめて食パンのアイテムを選び、手前のワインとワインの隙間にパンを落とすと、見えないのですがびちゃびちゃと大量のピラニアが群がっている音がきこえ、恐ろしくなりました。そしてすべての食パンをちぎって平等にワインの隙間に落とし、餌をやりました(手前だけで奥まではやらなかった)。そのあと怖かったね〜といいながら岸を離れ、歩いているところで目が覚めました。
私は関東に住んでいますが、震災後祖母のいる町までまだ一度も行っていません。すべてカラーで鮮明です。よろしくお願いします。
..12/ 9(Sun) 06:52

☆ 夢解釈No.848 ☆
ご投稿ありがとうございます。
この夢を解釈するためには、この夢を見た時期の私生活での心境や心理学的類型、あなたにとって「祖母の住む町」とはどのような土地であるのか、その連想を広げる作業などの情報を必要としますが、今はそれらがありません。

なので、ここでの解釈があなたの場合にも当てはまるかは分かりませんが、夢の中の「祖母の住む町」という心像は、あなたが今まで発達させてきた、基本的な性格形成と関係があり、母性的な意味で安心して依存しているときの状態や、あるいは、少し寂しい時にい抱く「自分自身の心そのもの」のイメージであるのかも知れません。

そこに面する海は、ご本人の意識活動にいつ否定的(破壊的)な情動性が牙をむくか分からないような無限に広がる無意識の表層をあらわしていると考えられます。
そして、そんな海にある「橋」は、おそらく今いる意識の状況(心境)とはまったく異なる別の世界と繋がるためのものです。

あなた(夢の中の意識活動)は、ピラニアという破壊的で否定的な作用を及ぼす無意識下の生命力に脅かされることとなりますが、ゲームのアイテム表のようなものでそれと対峙しておりますので、自分の内的なものと、少し遊んでいるような心境があるのかも知れませんね。

この掲示板では詳しい解釈はできませんが、この夢を解釈するためには、初めにあげた幾つかの心理学的な情報を必要とします。
..12/10(Mon) 00:46

【返信レス】
-無し-