758.社長の首が取れる

■--首が取れる夢
++ kansuke 男 53
2回目の投稿です。前回とは全く違う夢です。
20代前後の青年が私の前で正座して謝っています。「どうもすみませんでした。」と。真面目に謝罪しているのですが、「なぜか、何をしたか」を言いません。私もなんで謝られているのかわからない状態です。何を聞いても謝るばかりでした。その後ろに、その青年が勤めている会社の社長らしい初老の男性が、その子に代わって謝り始めるのですが、一向に理由を言いません。私はしびれを切らしてその社長の髪の毛をつかんで、頭をゆすりながら「社長がそんなだから社員も同じなんだ」と怒りながら何度も頭をゆすりました。するとポロッと首が取れてしまいました。びっくりして手を離すと、床に転がっているのですが、同じ表情で「そこまで言わなくても」としゃべるのです。不思議なことに私には恐怖とか気味の悪さはありませんでした。そこで夢から覚めたのですが、別に悪い夢をみたような気持はありませんでした。この青年は何を謝罪したかったのでしょうか。
..11/26(Sat) 15:45

☆ 夢解釈No.758 ☆
お久しぶりです。
グリム童話、「黄金の鳥」では、あるキツネが主人公に、首を切り落とすように懇願し、主人公に首を切り落としてもらうことによって、人間の姿を取り戻すことができます。
また別のグリム童話では、小さな黒い犬の首を切り落とすことによって、お城が救われるというものがあります。
おとぎ話や夢の中の「首切断のイメージ」は、知的な側面(頭)と、情動的・本能的な側面(身体)が切り離されたという心の状況を象徴していると考えられます。
つまり、わたし達はだれでも、知的な側面が本能的・情動的な側面と強く結びついてしまっていると、様々な問題が生じる場合があるので、首を切り落とす(本能と知性を切り離す)ことによって、その問題は解決に向かい、キツネは人間に戻れたり、お城が救われたりするのです。
「何を謝罪したかったのか?」ということまでは分かりませんが、今回の夢の場合、その何らかの問題を持っていた心的要素(青年や社長)が何らかの罪や問題を悔い改め、そしてあなたは、自分自身の心の中で生じていたその問題と向き合い、対決し、ハッキリと気持をぶつけることによって、その要素による知性は本能的な側面から切り離されて、首が取れます。
その先の文脈までは語られていないようですが、もしかしたら、今後何らかの心の問題が解決に向かって歩み始めたということを、この夢は告げているのかも知れませんね。
..11/27(Sun) 14:21

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