748.廃墟

■--(無題)
++ マコト、女性、23歳
診断は初めてです。よろしくお願いします。
夢の中の天気はどんよりしていました。私は一人っきりで廃墟(二階建ての一軒家で見覚えはありません)の中で宝石を探していて、その見つけなくてはいけない宝石の色はなんとなく赤と青と緑であることはわかっていました。宝石を探している間中、一階にあったピアノが無人にもかかわらず鳴っていました。ちゃんとした曲ではなくでたらめにぽんぽん、と音がなっている感じです。宝石は見つかることなく目が覚めました。
..10/17(Mon) 23:20

☆ 夢解釈No.748 ☆
情報量が少ないので、ここでの解釈があなたの場合にもあてはなるかは分かりませんが、廃墟は、
「かつて、古い時代には栄えていたが、今ではもう廃(すた)れてしまっている建物」
ということから、夢の中のそれは、
「ご本人にとって、かつては栄えていたけど、今ではもう廃れてしまっている何らかの意識の働き」
が表現された心像であると思われます。
それは具体的には、あなたから話を聞いてみなければ分かりませんが、おそらく、ご本人にとって、幼い頃は楽しかったり良く機能していた意識の働きだったのに、今ではその価値を大きく失い、何とも思わなくなってしまった何かなのでしょうね。
あるいは、もっと集合的な太古の無意識が廃墟として表現されたのかも知れません。
ピアノなどの音楽は、一般的に、「情緒性の盛り上がり」などをあらわしますが、なにせその廃墟もう廃れてしまっている心の一領域なので、上手く情緒性を醸し出すことができずにいるようです。
そのため、ちゃんとした曲ではなく、でたらめにぽんぽん、と音がなっている感じにとどまっています。
そんな心の中で、あなたは宝石(価値のある心的要素、あるいは心そのもの)を探しているので、この夢は、もしかしたら、
「本当に大切なものは、今ではもう忘れさられている何らかの心の働きの中にあるぞ」
ということを語っているのかも知れませんね。
..10/17(Mon) 23:46

【返信レス】
++ マコト、女性、23歳
妙に心に残っていた夢だったので診断ありがとうございました。
..10/19(Wed) 09:44