参考

96.古本屋

■--(無題)
++ さるこ(29才・女性)
3ヶ月ほど前の夢です。よろしくお願いします。
 久しぶりに馴染みの古本屋(実在はしていません)をのぞくと、店はすでにたたまれ、1階のフロアを改装中でした。そこは、ジュエリーショップになる予定らしく、デザイナー兼オーナーらしい男性が職人にてきぱきと指示を出して改装を進めています。いわゆるオネエ系、女性っぽい男性でした。白と銀色を基調にした洗練された雰囲気のインテリアです。「古本屋がなくなったのは残念だけど、この雰囲気のジュエリーショップならそれはそれで開店が楽しみだ」などと考えながら、2階へ上がりました。
 そこはまだ手付かずで、古本屋時代のケースや売れ残った本などがまとめて積まれており、最後の売り切りセールを行っていました。少しくたびれた風の中年サラリーマン達が山のように本を抱えて買っていきます。私も2・3冊手にとり、さらにフロアの奥に進むと、見るからに甘そうな輸入菓子も売られていました。クッキーを一箱、手に取り、さらにもう一箱買おうか・それとも食べ過ぎになるかしら、と迷っているところで目が覚めました。
 仕事上の行き詰まりを感じているので、それと関わっているのかとも思ったのですが…。
..10/15(Mon) 17:43[263]

☆ 夢解釈No.96 ☆
夢の中の本は、ご本人の知識や知性といった精神的な財産のような想いを象徴し、古本は、もう既に古びてしまった知的財産を、そして、古本屋の店内は、そのようなニュアンスのある心の全体性をあらわしているのだと思います。
なので、「古本屋がなくなったのは残念だけど」と思うのは、「いままで積み上げてきた知的財産が、古びてしまったのは残念だけど」と言い換えてもいいかも知れません。
そして、あなたの知的な領域での心の全体性は、おそらく“改装”されているようで、いままでは、知的に物事を行なっていれば良かったのが、これからは、「ジュエリー」で象徴されている心の働きで物事を行なっていかなければならないようです。
2階は、1階より高い位置にあるということから、心の領域の中でも意識をあらわし、あなたの意識は、そのような精神的な環境の中でも、古びた自分の知性を、なんとかセールで人々に売ろう(分かってもらおう)としているようです。
さらに奥のフロア(意識領域よりも奥にある心の領域で、あなたの本心があるところ)には、輸入菓子があり、これは、甘い心のエネルギーをあらわしているのでしょう。
三ヶ月前は、現実の仕事上の関係で、あなたの心は“改装中”のような状態にあったのかなと思いました。
..10/15(Mon) 18:29[264]

【返信レス】
ありがとうございます。文章を書く仕事なのですが、ちょうど「退屈で、読むのが苦痛だ」「君が書くべきなのは調査報告書ではない」と注意され、どう書けばよいのか悩んでいたところでした。(現在もですが(汗))「心の働き」がまだピンと来ませんが、現状を変えるヒントになるのかもしれませんね。
..10/18(Thu) 11:40[266]