597.神社脇のアパート

■--気持ち悪い夢
++ ミラクル 女性 24歳 1回目
天気のよい日中に、不動産屋さんの男性と物件を見て回っています。
神社の脇の茂みに入っていくと、アパートがありました。入ってみると、きれいで、部屋も広く、シャンプードレッサー付、お風呂も広い、「家賃からは考えられない程いい物件だ!」と思いました。
お風呂を見てから、部屋を見ていると4面ある壁のうち、2面は壁いっぱいの大きな押入れになっていました。(そのころには私が1人で部屋の中にいます。男性がどうなったかは分かりません。)
押入れを開いて見てみると、1つはボロボロになった布団やらぬいぐるみやらがギュウギュウに入っていました。
2つ目の押入れを開けると、そこは部屋でした。オレンジの薄暗い電気が点いていて、左奥を見ると仏壇が。上を見ると3枚の遺影がありました。(遺影はすべて老人で、私の知らない人です。)さらに右を見ると白い布団に横たわり、顔には白い布をかけられた遺体があります。
私は恐怖で逃げたいと思う中、何故か「この部屋の電気を消さないといけない」と強く感じます。ビクビクしながら(遺体が襲ってくる気がするから)遺体を真横に部屋の中に入り、電気を消します。
電気を消した瞬間、仏壇に置いてあった小さな鳥居が倒れ、慌ててそれを仏壇に戻しました。
その後は一目散にアパート出て、茂みを抜けて神社まで行きます。
私は空を飛んで逃げようとしますが、天気が曇りになり強風のため思うように飛べません。
とにかく早く逃げたい私は、神社の鳥居や民家、電信柱を蹴って、勢いをつけて飛んで逃げます。
すると目の前に大きなガラス窓のある立派な家が出てきます。3階あたりの部屋には仲の良さそうな夫婦と、小学校低学年くらいの女の子がいました。
「この夫婦はこの地域で力のある人。この人たちに助けを求めれば大丈夫。」と確信した私は、窓の外から夫婦に助けを求めます。夫婦はすぐに窓を開けて私を部屋に入れてくれました。
夫婦に神社脇のアパートの話をする・・・

というところで目が覚めました。
長文ですみません!!
すごいインパクトのある夢だったので、気になりました。
よろしくお願いします。
.. 1/28(Thu) 16:28

☆ 夢解釈No.597 ☆
心理学的な夢解釈を行なうためには、夢に出てきた物事の連想を広げる作業や、私生活におけるその時の心境、また個人的なタイプなどを考慮する必要があります。
ここではそのような情報がありませんので、酷く大雑把な解釈となってしまうのですが、この夢の文脈を分けると、
1)良い物件を見つけ、入って見ている
2)顔に白い布をかけられた老人の遺体
3)空を飛んで逃げるが思うように飛べない
4)夫婦に助けられる
という場面に分けられます。

そこでまず目に付くのは、はじめは肯定的な状況(おそらくアパートの部屋は、今までのご本人にはなかった全く新しい意識領域を開拓した、という心的状況を象徴しています)であったのが、実は、否定的な状況であることに気がつくということです
そしてこの夢は、その何らかの心の問題を解決しようというプロセスが伺えます。

おそらくこの夢はとても情動的な夢で、この夢は、自分が生活していくかも知れなかった部屋(新しい意識領域の環境)は、きれいで、とても良いところであったはずなのですが、実はそこには老人(おそらく、成熟した精神や深い知恵の持ち主の心像)の死体があります。

それが男性の老人であるとすると、それはおそらく、自分とは全く正反対である無意識下の男性的な性格の傾向の象徴的な死をあらわしているのでしょう。

なのでもし間違えていたら申し訳ありませんが、もしかしたらこの夢は、
「新しい意識領域(良いアパートの部屋)を手に入れるには、まず、自分自身が持つべきであった“成熟した男性的性格の側面”は、象徴的な意味では死んでしまっていた」
ということを認めて受けいれなければならないような心の状況にあるのだよ、とこの夢は語っているのかも知れませんね。
.. 1/28(Thu) 22:48

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-無し-