390.小さな女の子

■--彼氏 小さな女の子
++ ももんが 女 29歳
彼に連れられて、幽霊が出るという建物に行きました。気づくと薄暗い庭に出ました。怖くなってそこから先に進めず、『やっぱりやめようよ』と言うと『大丈夫だよ。すぐ戻るから、待ってて』と中に入って行きました。少しして、中から悲鳴が聞こえ、助けに行こうと扉を開けようとしましたが、なぜか開かなくガラス扉の向こうにすごい顔をした、女の人がいたんです。携帯だけを持って逃げました。どうにかして彼を助けなければ、と思いながら走っていると、すごく綺麗なホテルの中につきました。たくさんの人がいて、その中を必死で走りました。殺されそうになりながら、やっと建物の外に出ると、ものすごく良い天気でした。彼に連絡をしなければと思って、携帯を手に捨てるが、泣きながら走っているせいか上手くボタンが押せません。やっと繋がったが彼は電話に出なく、私の好きな曲だけが電話の向こうから聞こえるだけでした。泣いていると、小さな女の子とその子の母親らしき女性が新聞を持って近寄ってきて『どうしたの?』と聞かれました。すると女の子が新聞を私に見せながら『この人知ってる?』と聞いてきたので、見ると彼の写真が載っていました。彼の名前を呟くと、女性が『この人は、すごく優しい人だったのよね』と私に微笑みました。なぜかもの凄く悲しくなり、号泣してしまいました。そこで目が覚めました。リアルに涙が出ていました。 
今でも鮮明に覚えています。私を追いかけて来たのは一体なんなのか・あの親子は一体だれなのか、気になって仕方がありません。診断お願い致します。
.. 2/23(Mon) 11:10

☆ 夢解釈No.390 ☆
この夢は、「無意識の暗い側面」と「意識の明るい側面」が相対的に作用していて、とてもエモーショナルな夢ですね。
心理学的にこの夢を解釈するには、現実の生活において、あなたは普段、どれくらい自分自身の男性的な要素を働かせているのか?ということを知らなければなりません。
というのは、夢の中で、“薄暗い庭”という未知なる無意識の領域に消えていったというその彼は、ご本人が持っている男性的な要素が人格化された像であると思われるからです。
つまりこの夢は、一時的に、自分自身が持っている男性的な心の傾向の喪失をあらわしていて、そのとき追ってくる女の人は、ご本人の性格には全くない性格の側面であり、ご本人にとって受け入れがたい破壊的な影の側面があらわされた像と言えます。
また、一つの可能性として考えられるのことは、夢の中でその追ってくるそれは、ご本人ももう既に忘れている個人的な過去の経験(主に、心的外傷や苦痛な体験)とも関係があるかも知れません。
この夢を一言で解釈すると、「あなたの未分化な男性的な要素が喪失した結果、破壊的な影の心像が接近してきたことをあらわした夢」ということが出来ます。
.. 2/23(Mon) 15:44

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