1052.暴走汽車と闘い

投稿者:悠
こんにちは。
初めて利用します、愛知県在住の22歳(女)です。

夢の内容は大体2部構成のようになっていました。

気がつくと、暴走汽車の運転?席近くにいました。
運転席には顔ははっきりわかりませんでしたが、夢の中での好きな人または最も信頼できる人が必死に汽車を制御しようとしていました。そのすぐ近くには暴走させたであろう犯人(1人)が拘束されながら口うるさく何か喋っていました。
汽車の走る線路は爆破されたような場所が所々ありました。その場所が近づくと犯人が「止めろ!」、私は「いうことを聞いてはダメ!」と叫んでいました。その声に耳を傾けることなく、更にスピードを上げて、爆破された場所を飛び越え、向かい側の線路の続きに着地するということを合計3回ほど繰り返しました。うち2回は距離はそれ程長くなく2〜3mだったと思います。最後に橋が壊された、飛び越えるには不可能なくらいの場所がありました。しかし、列車は止まることなく宙に浮きました。その時、私が必殺技なのか特殊な能力なのかわかりませんが、翼を思い描いたら自分に生えただけでなく、宙に浮いている列車にも生え、長い時間宙に浮き、すごい衝撃でしたが無事に向かい側にたどり着きました。(宙に浮いているときの景色?は渓谷の間を線路か張っているような景色が見えました。)
気がつくと、目的地に着いたのか操縦していた人が「先に行く」といって走っていってしまいました。
私も後に続き、彼を追いました。すると、雪でできた入口があり、その中に入ると布団が無造作に折り重なっていました。雪の入り口を抜けると何処かのホールというかホテルのロビーのような場所に出ました。何かの発表会があっのだろうか多くの人が正装をしていましたが、ほとんどの人が寝ていました。知らぬ間にいた仲間(女)と「敵の薬品または術で眠らされている」と話して上の階へ登って行きました。(何故か私は以前来たことがあるようでした)
上の階に着くと、スーツを着たボディガードの様な人(敵)が巡回していました。バレないよう進もうとしましたがすぐに見つかり、2対5?6(全て男)の戦闘となりました。戦闘は素手で体術を駆使していましたが、2人ほど倒したあたりから劣勢になり始めました。その時、助っ人が現れ全滅させることができました。この階の眠らされた一般人の救助に来たようで、ここは任せて先に行けとしてくれました。ターゲットは外にいるらしいとの情報ももらいました。
私たちは先に進むため、一度来た道を戻り、建物の外に出ました。(雪の入り口は通っていない)
外に出ると、新手に会い戦闘となりました。しかし、そのうち1人は先に行った彼でした。どうやら敵に洗脳されたようでした。私は彼の胸倉を掴みながら、下を向きながら声にならない声で「信じてたのに…!あなが………だったのに…!!」と言って戦闘を再開。しかし、気がついたら彼の右腕に腕を絡めており、2人で歩いて行きました。


といった夢でした。 ターゲットや敵は具体的に何であったかはわかりませんでした。また、夢の中での好きな人、信頼している彼の顔は全くわかりません。
.. 2017年07月23日 (日) 23時36分

☆ 夢解釈No.1052 ☆
はじめまして。
現実の生活において、あなたには将来の具体的な夢や目標などはありますでしょうか?
また、夢のなかの好きな人とは、実在する男性でしょうか?それとも「目覚めてみたら知らない人だけど」ということでしょうか?
また「暴走させたであろう犯人1人」とは、男性でしょうか女性でしょうか?
とてもエモーショナルな夢であったと思いますが、この夢を解釈するためには、このような質問をいくつかする必要があります。

そのようなあなた様の個人的な情報はありませんので、ここでの象徴性がこの夢の場合にも当てはまるかは分かりませんが、汽車や電車は、あらかじめ敷かれているレール(人生の道)の上を本人の力とは関係なく前進する乗り物、ということから、夢のなかの汽車は「個人の力ではどうしようもない社会的な運命に乗っている」といったイメージを伴う場合があるようです。

そしてユング派の心理学者フォンフランツ博士によると、わたし達は誰でも、意識が「明日なにしようか?」とか「2年後にはこんな仕事をしていたい」などと、この先のことを気にしているように無意識もまた将来のことに注意が向いていると言います。

そして、そんなあなたの心のなかの「運命のイメージ」を握っているのは「好きな人」であり、そこには、この汽車を暴走させたであろう犯人もいます。

もし夢のなかの犯人が男性であるのなら、その男性は、あなたの現実の生活のなかで、幼い頃からほとんど生かすことが出来ていないために未発達のまま無意識下で影を潜めている、何らかの男性的な性格の要素(主に知的な判断力や自立性、決断力や発言力など)が表現された心像だと考えられます。

わたし達は誰でも、気の弱い自分と勇気を出そうとしている自分、あるいは怠けようとしている自分と努力しようとする自分、腹を立てている自分とそれをなんとか抑えようとしている自分、というように、心のなかで毎日自分自身と戦っている側面を持っている、ということが出来ますが、この夢はもしかすると「無意識下において悪い自分を押さえつけることで、正しい運命の道を進んでいこう」というテーマが表現されている、と言えるのかも知れません。

長文になってしまうので詳しくは割愛しますが、夢のなかの「雪の入り口の先」は、アニムス(女性の心のなかの未発達な男性的側面)の心像との諸問題が表現されており「それらの問題を解決するためには、どうすべきか?」という無意識の思考(深い連想の糸)がこのような夢の描写となったと思われます。
いかがでしょうか?

この夢を詳しく解釈するためには、冒頭に挙げた質問やあなた様の心理学的なる鋳型、そして、それぞれの心像を思い浮かべたときの連想を広げる作業などを必要とします。
.. 2017年07月24日 (月) 12時14分

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